この週末は、次女が出場するエレクトーンコンクールの応援でした。
先月末には、長女のバレエ発表会もあり、久しぶりに華やかな時間を過ごせました。
私の娘たちは幼いころからクラシックバレエやエレクトーンを習い、思春期の多感な時期をそれらに没頭して過ごしました。
プロの道には進まなかったものの、社会人となった今でも仕事と両立しながら続けています。
それは単なる習い事ではなく、人生を豊かにしてくれる大切な一部となりました。
親としても「このまま続けさせるべきか」と悩む瞬間がある
少年スポーツや芸術活動は、多くの子どもたちに夢や目標を与えてくれます。
甲子園を目指す球児、コンクール受賞を目指して練習に励む音楽家の卵たち。
そこには努力や継続の大切さ、仲間との絆、達成感や挫折といった貴重な経験が詰まっています。
しかし、続けることは決して簡単ではありません。
学業との両立、進路への不安、結果が伴わない悔しさ…そうした葛藤のなかで、子どもたちは何度も「やめたい」と思うことがあるでしょう。
親としても「このまま続けさせるべきか」と悩む瞬間があるかもしれません。
プロにならなきゃ?勝ったり受賞しなければ意味がない?
そんなときこそ、習い事やスポーツが持つ「小さなエンタメ」としての力を思い出してほしいのです。
すべての子どもがプロになるわけではありません。しかし、その過程で得たチカラは、大人になっても人生の支えとなります。
スポーツや芸術は、一時的な成果だけでなく、一生涯にわたる財産を子どもたちに与えてくれるのです。
また、親として大切なのは、子どもの可能性を広げるサポートをすることですが、時にその熱意が過剰になり、子どもにプレッシャーを与えてしまうこともあります。
親の期待が大きすぎると、子どもは義務感や負担を感じ、本来、楽しめるはずの活動が苦痛になってしまうこともあります。
無理に続けさせるのではなく、子ども自身が「やりたい」と思える環境を整えてあげることが重要です。
習い事やスポーツは、結果を出すことだけが目的ではありません。
むしろ、それを続ける中で得られる喜びや達成感を大切にし、将来にわたって人生を豊かに過ごせるものにしてほしいのです。
たとえプロにならなくても、音楽やスポーツを趣味として続けたり、そこで培った努力や協調性を社会で活かすことができるでしょう。
目標達成がすべてではなく、そこに至る道のりこそが大切なのだと伝えていきたい。
そして、子どもたちが自らの選択に自信を持ち、楽しみながら続けられるよう、私たち大人がそっと背中を押してあげることが何よりも大切なのではないでしょうか。
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