運動が好きじゃなくても、通っていい場所がある
「今年は、どんな一年にしたいですか?」
先日、長く通って下さっている参加者の皆さんと、そんな話をしました。
月に1回の参加でもいい。頻度よりも大切なのは、「自分のカラダと向き合う時間を持ち続けること」。
そのことを、改めて感じた時間でした。
運動指導という仕事を35年続けてきて、ずっと違和感を覚えていることがあります。

今も拭えない、私のコンプレックス
それは、運動指導の世界は“運動が好きで得意な人”があまりにも多いということ。
もちろんそれ自体は素晴らしいこと。
でも、世の中の大半の50代女性は、こう思っていませんか?
- 「運動、正直そんなに好きじゃない」
- 「やった方がいいのは分かってるけど、続かない」
- 「スポーツクラブに入ったけど、いつの間にか行かなくなった」
実際、健康グッズを買ったり、ジムに入会した“その時”は満足感があるんです。
でも、だんだん面倒になって、行かなくなって、
最後に残るのは「また続かなかった…」という小さな挫折感。
これ、本当に多いです。

動機が明確になっていますか?
そしてもう一つ。
「カッコよく見られたい」「痩せたい」という動機だけで始めた運動は、長くは続きません。
幻想なんです。
近道はありません。
今の自分にできることを、少しずつやる。それしかない。
私が思う運動指導の役割とは?
多くの方が
「鍛えて、筋肉痛が出て、カラダに効いた実感がないと運動していない気がする」
そう感じています。
でも、私はずっと思っています。
「一番大事なのは“痛みがないカラダ」
だと。
肩が上がらない、腰が重い、膝が不安。
そんな状態で、頑張る運動を重ねても、カラダは喜びません。
自分では気づけないカラダのクセや緊張を一緒に見つけ、
「あ、ラク」「軽い」「今日は痛くない」
その感覚を積み重ねていく。
私はそれを、伴走する運動指導だと思っています。
実は、私は運動そのものが大好き!というタイプではありません。
でも、運動が苦手・嫌いな人のカラダに寄り添い、ラクになる方法を一緒に探すことは、心から好きです。
だから35年、続いてきました。
教室に参加することの意義
月1回でもいい。
「ここに来ると、自分のカラダを思い出せる」
「ここなら、置いていかれない」
そんな場所でありたいと思っています。
運動が得意じゃなくてもいい。
続かなかった過去があってもいい。
50代からのカラダは、比べるものでも、追い込むものでもありません。
丁寧に向き合えば、ちゃんと応えてくれる。






