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がん治療中こそ、自分を整える。身だしなみと運動がくれた「健康的に生きる力」

知的探求フロンティア タモリ・山中伸弥の!? がん克服のカギを見て

がん治療中こそ、自分を整える。身だしなみと運動がくれた「健康的に生きる力」

「病気になったら、身だしなみどころじゃない」

以前の私は、そんなふうに思っていたかもしれません。

 

でも、スキルス胃がんの治療と手術を経験し、術後3年を迎えた今、少し考え方が変わりました。

 

病気になった時だからこそ、自分の身体を整えること。そして、人から見た時に「健康的に見える自分」でいることも、大切なことのひとつなのではないかと思っています。

 

私は毎月、自分の身体のメンテナンスのために、プロの手を借りています。

 

もちろん、きれいに整えておきたい、人から見て不快にならないようにしたい、という気持ちは以前からありました。

 

けれど、病気を経験してからは、そこにもう一つの目的が加わりました。

 

「病人に見えない自分でいたい」

そんな気持ちです。

 

がんの治療後は、体重も体力も大きく落ちました。

 

体重が減ると、身体がペラペラになったように感じます。筋肉が落ちると、どうしても「病気で痩せてしまった」という印象にもなります。

 

仕事柄、人前に立って身体を動かすことを伝えている私にとって、これは自分自身のためだけではなく、仕事を続けるためにも大切なことでした。

 

だからこそ、

 

  • 食事で体重を維持すること、
  • 身体を動かして筋肉や体力を落とさないこと
  • 身だしなみを整えること。

 

 

「自分をメンテナンスする」ということを、以前より意識するようになりました。

 

ただ、体重を増やすことは、痩せることとはまた違う難しさがあります。

 

胃の手術後は消化機能も変わり、食べれば簡単に体重が増えるわけではありません。頑張って食べすぎると、今度は胃腸に負担がかかってしまう。

 

「健康のために」と思って頑張ることが、かえって身体の負担になることもある。

 

だからこそ、今の自分の身体と相談しながら、無理なく続けることを大切にしています。

 

そして、もう一つ、

 

私が術後の回復のために続けてきたのが「運動」です。

実は、運動はがん治療においても注目されていることをご存じでしょうか。

 

NHKの番組「知的探求フロンティア タモリ・山中伸弥の!? がん克服のカギ」(下記参照)

でも、がんと運動について取り上げられていました。

 

番組では、運動療法が「第4の治療法」として紹介され、運動によって死亡リスクを減らす可能性についても紹介されていました。

 

 

 

私自身、手術後は入院中からリハビリが始まりました。

 

まずは身体を起こすこと。

そして歩くこと。

その後はリハビリルームで自転車をこぐなど、少しずつ身体を動かしていきました。

 

退院後、最初に取り入れたのは、自分が考案した「椅子ヨガ・リボーンバレエ」

座ってできる運動なら、まだお腹の傷にも負担が少なく、家の中で少しずつ身体を動かすことができました。

 

お風呂の中で身体を伸ばしたり、体調の良い時には歩いたり。

 

その後、少しずつ運動量を増やしていきました。

 

術後は自宅で抗がん剤を飲む生活が続き、身体がしんどくて、ついゴロゴロしてしまうこともありました。

 

でも、動かないでいると、ますます身体が重くなっていく。

 

そこで、少しでもいいから身体を動かす。

 

最初は○ょこザップで自転車をこぎ、軽い筋トレをして、ストレッチ。

 

そして体力が戻ってくるにつれて、週2回のクラシックバレエのレッスンへ。

 

今は、自分の体重を使ったトレーニングなども取り入れています。

 

もちろん、がんの治療中・治療後の運動は、病状や体力、治療内容によってできることが違います。

 

だから「運動すればいい」と一括りにはできません。

 

主治医や専門家に相談しながら、自分の身体に無理のない範囲で始めることが大切です。

 

私が伝えたいのは、「頑張って運動しましょう」ということではありません。

 

ほんの少し身体を動かすことが、身体の回復だけでなく、気持ちの切り替えにもつながるということ。

 

病気になると、家の中で一人で過ごす時間が増え、いろいろなことを考えすぎてしまうことがあります。

 

そんな時に、身体を少し動かしてみる。

 

身だしなみを整えてみる。

 

人に会ってみる。

 

好きなことをしてみる。

 

そうやって「病気だけが自分の人生ではない」と思える時間を少しずつ取り戻していくことも、大切なのではないでしょうか。

 

私にとって、身だしなみも、バレエも、運動も、すべて「自分を元気に見せるため」だけではありません。

 

病気を経験した身体と上手につき合いながら、これからも自分らしく仕事を続け、人生を楽しむためのメンテナンスなのだと思っています。

 

「病気になったから、できなくなったこと」だけを見るのではなく、


 

「今の自分だからこそ、できること」を少しずつ見つけていく。

 

 

 

これからも、そんな視点で身体と心を整えていきたいと思います。

 

※この記事は、筆者自身の治療・術後の体験をもとにしたものです。運動の可否や内容については、治療中の方は必ず主治医や医療専門職にご相談ください。


【参考番組】

知的探求フロンティア タモリ・山中伸弥の!?

がん克服のカギ

タモリ・山中伸弥がお届けする知的エンターテインメント第6弾!テーマは「がん克服のカギ」。死亡リスク30%減!学会で拍手喝采を浴びた“特効薬”の正体は「ある生活習慣」だった!さらに治療効果をアップさせる新対策を取り入れた医療現場も紹介。「第4の治療」とも言うべきほどの効果を上げるその対策、実は自分でできる簡単なもの!最新研究から「がん克服のカギ」を探求すると「がんと人類進化の深い関係」も見えてくる!(初回放送日 2026年5月2日(土))

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